みなさんは
畑や土の状態の事って誰に聞いたらいいんだろ?
っておもいませんか
農家の人?JAの人??
う~ん。よくわからん。
って、身近にすぐ聞ける人がいなかったら悩みますよね
そう・・・
それを解決してくる人が
土壌医検定の「土づくりアドバイザー」なんです。
それでは
詳しく解説していきますね
1.そもそも土壌医って
結論から言うと
「畑のお医者さん」と言ってます。
作物生育の健全性を維持するためにと、
土壌診断を通じて改善を行う専門家なんです。
(一般)日本土壌協会では、土づくりの知識を持つ人たちの底辺を広げ段階的にレベルアップしていけるような3つの試験区分の検定試験を実施しています
なぜ、必要かと言うと
現在、農業の問題として多くの産地では
野菜を中心に大きくわけて以下の課題があります。
・生理生涯や土壌病害等の対策
・生産コスト低減
このように
土壌診断に基づく土づくりの推進が
重要となっているためです。
さらに、近年では
こうした課題に対応できる
土づくりの専門家が少なくなってきている
ことも問題にあります。
この状況を改善し、
土づくりについて相談相手となれる人材
を数多く確保するために重要なんですね
1.土づくりアドバイザーとは
土づくりに関する基礎的な知識・技術を有し
土づくりアドバイザーとして対応できるレベルにある人のことを言います。
知識とは、
・作物の化学性(作物を育てるために必要な栄養素、土壌成分)
・土壌の物理性(土の状態の関係性の見方、硬さ・空気・水の状態など)
・土壌の生物性(微生物たちの特性や量を見極める)
技術とは
・施肥管理(育てたい作物の特性や育成の管理)
・土壌管理(通気性や排水性のための土壌改良)
・土壌診断(土の栄養バランスを調べる)
上記などが
必要最低限のレベルをもって
取り組むことができます。
2.資格と技術レベル
こちらは
土づくりのアドバイザーや指導者を目指す方々を
対象に検定試験区分に応じた土壌医等の資格を付与しています。
その活動をするために
「資格名称(土づくりアドバイザー)」を
使用するためには、社会的信用の担保やレベルの維持が必要になってくるので
ちょっとした手続きが必要になってきます。
(一般)日本土壌協会に資格登録をしていただき、登録者のみが資格の名称を用いることができるようになります。
さらに、資格登録の
「有効期間は3年間」
登録更新するためには一定の研鑽実績を必要としています。
3.資格名と内容
研修名 | 資格 | 内容 |
---|---|---|
土壌医 | 土壌医 検定1級 | 土づくりについて高度な知識・技術を有して また。5年以上の指導実績又は就農し土づくりに取り組んできた実績を有する者で 処方箋作成とともに施肥改善、作物生育等の改善指導ができるレベル |
土づくり マスター | 土壌医 検定2級 | 土づくりに関してやや高度な知識・技術を有するとともに 土壌診断の処方箋を作成できるレベル |
土づくり アドバイザー | 土壌医 検定3級 | 土づくりに関する基礎的な知識・技術を有し 土づくりアドバイザーとして対応できるレエルにある者 |
4.まとめ
土づくりアドバイザーとは
土づくりに関して
土壌診断を行って、作物生育の改善の
アドバイスを行える
「畑のお医者さん」なんですよね。
土壌医の資格には
・土壌医(1級)
・土づくりマスター(2級)
・土づくりアドバイザー(3級)
があります。
人の役に立つためには
日々の努力と研鑽が必要だと
私は思っています。
この記事があなたにとって
問題が解決の糸口となることを
願っています。