土壌医3級

土壌医検定試験3級への道 その1

よし
よし
どうも土づくりアドバイザーのよしです。

この記事では
土壌医検定の3級の資格をとるための
基礎的な情報をかいてます。

勉強として活用してね。

最後に、簡単なクイズも用意してるから
チャレンジしてみて!

それでは
解説していくね。

作物生育に大きく影響を与える環境要素

作物の生育に影響を与える栽培環境として

・気象的要素
・土壌的要素
・生物的要素

があります。

でも。やっぱり一番は
その作物の原産地に近い自然条件の栽培環境が一番ですね。

あと、

作物の種類によっては
好的気象条件があります

気温について

・水稲は減数分裂期に17℃を下回ると登熟歩合が低下する
・キャベツの生育適温は15~20℃程度です

減数分裂期(出穂前10~12日ぐらい、幼穂長はだいたい8cm前後)
この時期は水稲が最も低温に弱い時期になるので
17℃以下の低温時にはより一層の深水管理を行う

土壌の条件については

小麦は乾燥を好み、
キャベツは好石灰作物のため石灰の多い土壌を好みます。

適期栽培と栽培環境の改善

作物の気象条件にあった地域で
栽培するのは

農産物の安定供給周年供給を可能にするためです。

気象条件にあってない場所で
育ててもたくさん収穫できないですからね。

キャベツなんかは

・冬から春は温暖な地域:千葉県、愛知県
・夏から冬にかけて:群馬県、長野県の高冷地や北海道

などで栽培されています。

最近では、品種改良ともあいまって
地域にあった様々な作型が確立されてます。

ピーマンの作型は

・普通期栽培、抑制栽培、
・加湿によって栽培される
・促成栽培、半促成栽培

なので、周年供給がされている。

作型とは、特に野菜、果樹、花などの園芸作物において、
自然条件とは異なる時期に栽培する時に設定される様々な条件
技術の組合わせのこと一般に定義されている

 

分類として品質選択型環境制御型があり

・品質選択型:春蒔き栽培、秋蒔き栽培
・環境制御型:一般に普通栽培、早熟栽培、半促成栽培、促成栽培、抑制栽培

 

簡単クイズ

問1 野菜の周年栽培方法で、正しいのはどれ?一つ選んでね

①半促成栽培は、促成栽培より早く収穫できる作型である
②きゅうりは、露地栽培、半促性栽培、促成栽培、抑制栽培を組み合わせて周年栽培されている
③ピーマンは、春播き栽培、夏播き栽培、秋播き栽培が行われ、周年供給がされている

答え

正解:②
①について、半促成栽培は生育の後半にハウスの被覆をとって露地で栽培するため
促成栽培より収穫時期が遅い。
③について、ピーマンでは露地栽培や抑制栽培の他、加湿によって栽培される促成栽培や半促成栽培が行われ、周年供給される

まとめ

いかがでしたか?

勉強は、毎日の継続が大事ですからね。

資格取得に向けて頑張っていきましょう♪