きっかけは、AIが書いた記事を読んだときだった
こんにちは、よしです。
今回は「AI文章 vs 人間の文章」という対比から
「具体と抽象の思考法」について深掘りしていきます。
最近、AIで生成されたブログ記事やレビューを読む機会が増えました。
ある日、私はAIが書いたとある商品紹介文を読んで
「あれ?なんだか心に響かない…」
と感じました。
一方、同じ商品のことを人間のライターが書いたレビューを読むと
「共感した!」
「買ってみたい!」
と自然に思えてしまったのです。
この違いって、なんだろう?
ここで、思考のヒントになるのが
「具体と抽象」
という考え方です。
- 具体:実際に目に見える違い(例:文章の表現、語彙、構成)
- 抽象:その違いの背後にあるや本質、共通の内容(例:共感力、創造性)
①AI文章の具体的な特徴
- 文法が正確で読みやすい
- 情報が整理されている
- 語調が一定で無難
- 論理的だが、感情が薄い
②人間の文章の具体的な特徴
- 体験談や感情が含まれる
- リズムや言い回しに個性がある
- たまに文法ミスや脱線もあるが、それも「味」になる
- 共感や想像を促す表現がある
違いを抽象化すると何が見える?
これらの具体的な特徴を抽象化すると
以下のような本質的な違いが見えてきます。
- 創造性の源泉:人間の文章は「経験」から生まれるが、AIの文章は「学習データ」から生まれる
- 共感の仕組み:人間の表現には、読み手の感情を揺さぶる“リアルさ”がある
- 発信の目的:AIは「最適解」を探すが、人間は「自分の言葉」で届けようとする
「具体と抽象」を行き来する思考の力
このように、ただ「AIと人間は違うよね」と言うのではなく
「具体→抽象→問い」を行き来することで
物事の本質が見えてきます。
たとえば、次のような問いが生まれます。
- AIが「共感」を生むにはどうすればよいか?
- 人間は何を伝えたいときに“感情”を込めるのか?
- 情報の正確さよりも、温度感が大事な場面とは?
こうした問いを立てられるようになることこそが
「思考力を鍛える」ということなのです。
まとめ
AI文章が便利で優れていることは間違いありません。
でも、だからこそ人間の文章にしかない
「熱」「経験」「心の声」が
これからますます価値を持ちます。
文章を書くあなたも読むあなたも
「具体と抽象」を意識してみてください。
あなたの文章にしかできないことがあるはずです。
この記事があなたの思考のトレーニングになれば嬉しいです。