セールスライティング

初心者でもランディングページで成果が出る作り方を徹底解説

皆さんは、以下のようなことで悩んでいませんか?

・ホームページとランディングページの違いが分からない。
・LPってなんで必要なの?
・自分で作ってみたいけど作り方がわからない。

今回は、初心者でも分かるLP入門記事です。

ターゲティングとポジショニングの重要性や
LPで成果を出すための要素を徹底解説します。

さらに、デザインのコツなども教えちゃいます。

LPとは?

LP(ランディングページ)とは
ユーザーが広告や検索から最初に訪れるページのことです。

目的は「成約(コンバージョン)」に絞られています。

 

ホームページとランディングページの違い

  • ホームページ(HP):会社案内のパンフレットのように複数の情報やリンクがある。
  • ランディングページ(LP):特定の目的に特化したページ。種類は次の2つです。
    • セールス型:商品の直接販売
    • リード型:顧客リスト(メールアドレスなど)の獲得

 

ホームページ(HP)

会社案内のパンフレットのように複数の情報やリンクがある。

ランディングページ(LP)

特定の目的に特化したページ。種類は次の2つです。

  • セールス型:商品の直接販売
  • リード型:顧客リスト(メールアドレスなど)の獲得

 

なぜランディングページが必要なのか?

LPは、WEBマーケティングの起点となる存在であり、
ビジネスの軸となる重要なものです。

以下、大切なポイントです。

  • 伝えたい順番で情報を届けられる
  • 結果的に成約率(CVR)が高くなる
  • リンクが多いとユーザーは離脱してしまう

 

LPを作る前の準備

私も昔は、気持が焦って
すぐにLPのページを作ってしまいがちでした💦

ですが、LPを作る上で、ここがイチバン!重要です。

 

ターゲティングとポジショニング

多くの人は「30代〜50代の歯科医を運営しているの男性社長」といった
広すぎる設定をターゲティングと勘違いしています。

これでは顧客像が曖昧になり、売上は下がってしまいます。

  • 「誰に届けるのか?」を明確にする。
    例)歯科診療所(全国で約68,700軒)にコンサルを営業したい。
    → 約 60,000院は 個人医が単独で開業している医院(約85%
    → 2店舗以上を運営する法人等(約15%

こんな時、あなたならどちらに営業しようとしますか?
数が多いから、「個人医にしよう!」と思いませんでしたか?

そもそも、コンサルの内容によりますが
個人医がコンサルをそんなに必要してないでしょう。(見込み薄です)

だったら、2店舗以上運営してる法人に
「例)ストレスなく職員を円滑に採用する方法」等でターゲットにした方が
まだ、可能性があるのではないでしょうか

既に、商売をしていて顧客が複数いる方については
以下の方法で、売上を短期的に上げることができます。

  • 既存顧客の中でも優良顧客に絞る。
    (パレートの法則:8割の売上は2割の顧客から)

 

ポジショニング設計

大事なのは「コミュニケーションの質」。
見込み客の頭の中にあなたの商品を強く結びつけることです。

例えば、ドローンの説明はどのようにしますか?

 

ドローンとは、「空を自由に飛べるカメラマン」です。

 

どうでしょうか?
あなたの頭の中で、一瞬ですごい可能性が想像できたのではないでしょうか

このドローンは
何時間飛行可能です。
勝手について来てくれます。

こんな、単なる機械の説明ではなく
撮影の可能性を広げる存在だと一瞬で伝わったのではないでしょうか

これが、ポジショニングです。
相手に、一瞬でイメージしてもらえるスキルです。

そのために、あなた独自の強み(スキル)を明確にしましょう。

 

スキルを仕分ける4Step

  1. スキル棚卸(自分のスキルを書き出す)
    → とりあえず書き出してみましょう。どんなスキルでも、卑下しないこと!
  2. スキル精査(得意・情熱・評価・利益率の4条件で選別)
    → 簡単に○×△で、判定してみましょう。気負わずさらっとでいいですよ
  3. スキル分類(BEST/GOOD/BADに分ける)
    → BEST:すべて○がついたもの
    GOOD:1~3つ以上○がついたもの
    BAD:○が1つもつかないもの
  4. BESTのみ選択(他は切り捨て)
    → BESTのみを選択する
    それ以外は、切り捨てる。
    GOODが捨てきれず曖昧となり商売をダメにします。

 

これによりターゲットが明確になり
少ない広告費で反応率を上げることができます。

 

売上を決める3つの数字

売上は次の式で決まります。

売上 = アクセス数 × 転換率(CVR) × LTV

 

アクセス数:広告やSNSで流入をうながす
転換率:LPから購入された率
LTV:ライフタイムバリュー(顧客の生涯価値です)→ 今回は無視します。

 

例) 売上を4倍にするには?
→ 1000 × 0.2% × 3

あなたなら、どう改善する方法が思いつきますか?

 

  • アクセス数を4000にする → 広告費が4倍かかる(月5万なら20万かかる)
  • 転換率(LP)改善の場合 → タダでできる(0.2%→0.8%)

 

アクセスを増やすには広告費や時間(SNS)が必要ですが
LP改善は無料でできる上に効果が大きいのです。

 

LPの重要な要素

ファーストビュー

  • ページを開いて3秒で「読む/離脱」が決まる
  • 全体の7割はここで勝負がつく
  • 行動を促すCTAボタンは必ず直下に設置する

 

ヘッドラインとサブヘッド

  • 「あなたにぴったり」「最新情報」「好奇心を刺激」などを意識
  • サブヘッドで補足説明を行う

 

キービジュアル

  • 一番重要な画像。何ができるか一目で伝える
  • 信頼性・権威性の写真や、商品画像・使用シーン・成功イメージを使う

 

共感プロセス

人は、自分の悩みを代弁してくれる人に心を開きます。共感から信頼が生まれます。

 

ベネフィットの3階層

  1. 機能面:便利・効率・使いやすさ・低価格
  2. 情緒面:安心感・高級感・解放感
  3. 自己実現:自慢・自信・こだわりの表現

 

社会的証明

  • 95%の人は「周りが使っているから」購入する
  • お客様の声、実績、ランキング、メディア掲載、推薦者の存在を示す

 

LPデザイン最適化

  • 1ページに1メッセージ、1商品・1CTAに絞る
  • 配色は6:3:1の法則(ベース:6、メイン3,アクセント:1)
  • フォントは3種類まで(種類・大きさ・文字間)
  • 視線誘導は「Zパターン」や「グーテンベルク・ダイアグラム」を意識
  • ユーザーに考えさせない導線を設計

 

まとめ

LPは単なる「広告の受け皿」ではなく
ビジネスの成長を左右する最重要ポイントです。

 

  • ターゲティング
  • ポジショニング
  • ファーストビュー
  • ベネフィット訴求
  • 社会的証明

これらを意識してLPを設計することで
成約率は大きく変わります。